株式会社メジロ

第31回マイルチャンピオンシップ

2014/11/23

2010年以降のマイルチャンピオンシップで優勝を果たした４頭は、いずれも国内外のGI で優勝経験がなかった馬である。ちなみに、上半期の最強マイラー決定戦と位置付けられている安田記念も、2010年以降の優勝馬は1600ｍのGI を制したことがなかった馬ばかりだ。

最強牝馬が顔を合わせる秋の女王決定戦！「第39回エリザベス女王杯」

2014/11/16

過去10年で３歳馬と４歳以上の馬はともに５勝ずつと、勝利数では互角となっている。経験に劣る３歳馬だが、2006年以降はで３着以内馬を送り出しており、昨年は３歳馬が１、２着を独占した。今年も３歳世代と４歳以上の各世代の勢力図がどうなっているのか、的確に判断することが必要となってくるだろう。ジェンティルドンナはジャパンカップ狙いだが、古馬勢のヴィルシーナ、ホエールキャプチャなども虎視眈々と女王の座を狙っている。

「ＪＲＡ60周年記念第150回天皇賞（秋）」

2014/11/02

今年の天皇賞、最大の見どころは今年の皐月賞馬イスラボニータの参戦。牡馬クラシック路線に別れを告げ、初の古馬との対決を迎える。 2002年シンボリクリスエス以来、12年ぶりの3歳馬による勝利へ。この週より短期免許で来日予定のC.ルメール騎手のタッグにも注目だ。 G1･6勝の女傑ジェンティルドンナは戸崎圭太騎手との初コンビ。帰国初戦の宝塚記念は9着に敗れたものの、最大目標はジャパンCの3連覇とされているが、得意の東京で貫禄を示しておきたいところ。天皇賞(春)を連覇したフェノーメノの次なる狙いは春秋ダブル制覇。3歳で挑戦した一昨年は僅差の2着に泣き、昨年は脚部不安で出走が叶わず。今回は約半年ぶりの実戦となるが、過去の悔しさを晴らすべく、入念に調整が進んでいる。キズナの戦線離脱もあり、今年は芝G1で存在感を示せていない現4歳世代の中心からエピファネイアがエントリー。昨年の菊花賞以来の勝利なるか。こちらも4月下旬の香港遠征から久々のレースとなるだけに仕上がり度合いが鍵を握りそう。

未知の距離への適性が問われる波乱含み必至の３歳クラシック最終戦！「ＪＲＡ60周年記念第75回菊花賞」

2014/10/26（日）

2011年以降の菊花賞では、いずれも単勝オッズ１倍台の圧倒的な支持を集めた馬が優勝を果たしている。もっとも、21世紀に入ってからの優勝馬13頭中、単勝オッズが２倍未満だったのはここ３年の勝ち馬と2005年のディープインパクトの計４頭のみで、単勝オッズ10倍以上の伏兵馬が７頭と過半数を占めている。出走するすべての馬にとって未知の距離である京都・芝3000ｍが舞台となるだけに、波乱の決着も珍しくないレースだ .

牝馬三冠最後の栄誉をかけた戦い！「第19回秋華賞」

2014/10/19（日）

牝馬三冠レースの最終関門となる秋華賞。今年でもう19回目の開催を迎えます。近年の勝ち馬には、続くエリザベス女王杯も制して牝馬の頂点に立った2007年のダイワスカーレットや2013年のメイショウマンボ３歳馬の枠を超えて活躍する馬も出ている。。今年もこのレースから続くエリザベス女王杯を制する名牝は生まれるのか？

波乱の決着が増えてきた古馬中長距離GI の前哨戦！「第49回農林水産省賞典京都大賞典」

2014/10/12

1994年から2003年の京都大賞典は、優勝馬10頭のうち５頭が単勝オッズ２倍未満の断然人気に推されていた馬だった。しかし、2004年から2013年の京都大賞典を制した10頭のうち、単勝オッズ２倍未満の支持を集めていたのは、2005年のリンカーンと2011年のローズキングダムだけである。昨年に至っては単勝オッズ166.2倍のヒットザターゲットが優勝し、３連単の払戻金が361万9290円という大波乱決着を演出した。伏兵馬の台頭も珍しくなくなった一戦を制し、主役候補の一角として下半期の古馬中長距離GI 戦線に駒を進めるのはどの馬だろうか。